貴方「僕がヒロインを攻略するまどか☆マギカ…オカルト?」マミ「それは終わったわ」
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551: ◆xjSC8AOvWI[saga]
2021/03/21(日) 21:49:09.13 ID:fWNF2+br0

あすみ「……戦い方を見てくれる人ならいないでもないよ」


 ふと携帯を取り出してみると、いつのまにかお昼どころか放課後の時間も越してたことに気づく。

 未読が一件あった。もちろんなぎさからだ。それ以外に『私が』連絡を取る相手はいない。


あすみ(気づいてなかったな……)


 もう諦めて一人で魔女狩りに出てるだろうか。

 気づくと、マミが手元を見ていた。


マミ「それってもしかして親御さんから借りてるの?」

あすみ「あん?」

マミ「あまり女の子が使うイメージのある携帯に見えなかったから聞いてみただけ」

あすみ「…………あすみのだよ」

マミ「そうなの。別に趣味に文句を言うつもりはないんだけど……それより、そろそろお腹がすいてこない?」

あすみ「そりゃもう夕方手前だからね」

マミ「ええっ!? ……時間が経つのは早いわね。そうだ、今日はお世話になったし、よかったらご馳走しましょうか?」

あすみ「タダ飯なら悪くないわねー、んー……」


 さっそくなぎさと会わせて引き渡してもいいが、この後でもいいか。

 そう思って歩き出そうとしたところで、不審な声が聞こえた。


『――……“大きい方”のおチビちゃん。コイツは次でいいわ。確実に、一匹ずつ潰していきましょう』


あすみ「は?」


 急に振り返った私をマミは不思議そうに見る。もちろん巴マミじゃない。

 声の主を探して見回すと、通りの向こうになぎさと――……知らない女が隣にいた。




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