貴方「僕がヒロインを攻略するまどか☆マギカ…オカルト?」マミ「それは終わったわ」
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543: ◆xjSC8AOvWI[saga]
2021/03/21(日) 00:29:17.29 ID:fWNF2+br0


マミ「すごいわ。本当に子供の頃に見たアニメみたい!」

あすみ「そう。少しは戦える気になった?」

マミ「ええ……少しね」

あすみ「大体アンタは考えすぎなの。常識的にありえないとか考えるから枷がかかるの。出来ると思ったことは出来るのよ」

あすみ「……もちろんなんでもとは言わないけど。出来ることはわかるように出来てるはずなんだから」

マミ「魔女って……あれ? あれが敵なの?」

あすみ「あれは使い魔。敵には変わりないね。魔女がいるのはいちばん奥」


 ちんたらしているうちに使い魔がこっちに迫ってた。

 自分で倒してしまおうかと思ったが、こいつに倒させてみたほうがいいと思い直す。


あすみ「ほら、倒しなよ。いい練習台がいるじゃないか」

マミ「た、倒すって、どうやっ……――」


 マミの顔つきがその一瞬で変わったのがわかった。さっき私が言ったことを思い出したらしい。

 多分、真面目なタイプ。ありえない不思議現象とかそのまま受け入れたりできないような。

 でもその分、完全に自分のものにしてしまった後は化けるかも。


 手の先からリボンが伸びて、使い魔を切り裂いた。威力はあんまりなさげ?

 『もう一発!』と私が掛け声をかければ、もう一発リボンが伸びて、今度は魔女を絡めた。そこに私が鉄球を当てて倒す。


あすみ「アンタの魔法って、リボンで縛ってSMプレイってとこ?」

あすみ「動きを止めた後どうやってやっつける気だったのさ。こんなのに手間取るな。次行くよ」


マミ(さっそく帰りたくなってきたわ……教官が厳しすぎます……)


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