貴方「僕がヒロインを攻略するまどか☆マギカ…オカルト?」マミ「それは終わったわ」
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541: ◆xjSC8AOvWI[saga]
2021/03/20(土) 23:56:16.55 ID:eLbM5oP20


マミ「私や神名さんのほかにも他にも魔法少女っているの?」

あすみ「ええ、そうだけど。……なんでそんなこと気にするのよ」


 他の魔法少女のことまで聞かれると思わず目は厳しくなる。探るのはいいが探られるのは抵抗がある。


マミ「キュゥべえから魔女のことを聞かされたのだけど……その時に、グリーフシードっていうのを巡って競争が起きることがあるって言ってたから」

マミ「争いや強盗の被害に遭わないように気を付けてくれって」

あすみ「へえ、珍しく忠告をしてくれてるのね」


 キュゥべえがわざわざ言うなんて、本当にその問題が差し迫ってるか……もしくはマミの言っている理由がでっちあげかのどっちかだろうか。

 いや、読心で見て怪しい点がないのだから、契約したてというのは信じられる。


あすみ「そんなこと聞かされて、よくいきなり現れた私を信じられたね?」

あすみ「聞かされた通り、私に潰されるかもしれないのに」

マミ「私……契約したのは数日前だけど、今までは入院してたから、まだ魔法って使ったことはないの」

マミ「本当に神名さんがそうする気なら、私にはどうすることもできないわね……。でも、魔女に一人で戦って勝てるかどうかもわからないんだもの」

マミ「グリーフシードというのを差し出せば済むのなら、それでもいいわ。二人で倒すのならあなたのほうが受け取るべきなんじゃないかしら?」


 なるほど、剥がされるような身ぐるみはないし、報酬ならくれてやってもいいってことか。


あすみ「そうね、それで私という名の戦力が手に入るならたしかに安いものでしょうね?」

あすみ「でもね、まだ甘いよ。本気で新人をいびる気ならもらうのはグリーフシードだけじゃ済まない」

あすみ「競争相手になる可能性のある芽は確実に摘む。そういうものだよ」

マミ「…………」


 そんなことを言ってやったらマミはちょっと青ざめた顔してたけど、なぎさみたいな甘い考えを持つ前に教えてやったほうがいいだろう。

 話しているうちに魔女の反応を見つけて、マミのほうを見やる。

 ……話に気を取られて明滅に気づいてない。


あすみ「魔女がいるよ。ほら、レッツゴー」

マミ「え、ええ……」


 なんとも頼りない返事がかえってきた。




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