貴方「僕がヒロインを攻略するまどか☆マギカ…オカルト?」マミ「それは終わったわ」
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522: ◆xjSC8AOvWI[saga]
2021/03/18(木) 23:39:25.29 ID:55VJKCSg0


あすみ「――じゃあ肉と野菜を一口大に切って。一応包丁は使えるんでしょ」

なぎさ「らじゃー!」


 台所に立つと、野菜の皮を剥いて、あとは切るだけの状態になりました。

 お料理を作るとなると全体像がつかめませんが、ここまでひとつひとつは手伝ったことのある作業でした。

 お米はその間に炊いてくれました。


なぎさ「あの〜。玉ねぎが目に染みるのですが」

あすみ「……魔法。魔法で痛覚切れば」

なぎさ「魔法で? そんなことできるのです……?」

あすみ「出来ると思えば出来るよ、多分」

なぎさ「まあいいのです。せっかく魔法を使わないお料理なんですから、頼らないことにします」

あすみ「まあ、そんならそれで。それより、ヘタのまわり切りすぎ」

なぎさ「あすみって意外と所帯じみてますよね……倹約家というのでしょうか」

あすみ「貧乏魂って言いたきゃ言えば」


 ……とまあ、そういうところを見ると本当に料理が出来ないってことはないのかな―と思ったりしますが、

 豪勢な料理を作る感じイメージからも離れていきます。


あすみ「全部切れたねー。じゃああとはタイマーでもかけて待つか」

なぎさ「煮えたら終わりなのです?」

あすみ「ルーも溶かしてね。またちょっと煮たら」

なぎさ「たしかにこのままじゃ肉野菜スープですね」

あすみ「味つけ変えれば別の料理になるってことだよ。レパートリーが増えたね」

なぎさ「なるほど、これが応用ってやつなのですね。初めてすぐに応用編がわかるなんて、なぎさも料理の腕がランクアップした気がするのです」

あすみ「……まあ、野菜とかまだ残ってるしやってみたら」




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