貴方「僕がヒロインを攻略するまどか☆マギカ…オカルト?」マミ「それは終わったわ」
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513: ◆xjSC8AOvWI[saga]
2021/03/18(木) 20:49:12.17 ID:55VJKCSg0


 ――――今日の魔女退治をすませると、所変わってさっそくうちの台所へ。

 その冷蔵庫の前。


あすみ「……何もないんだけどー」


 中を開いたあすみが呆れた声で言いました。

 お母さんが入院してから、うちの冷蔵庫はガラガラです。


なぎさ「ありゃりゃ、普段料理なんてしないから。あってもなぎさのおやつくらい……」

あすみ「そういやこれ、昨日のケーキの残り?」

なぎさ「あ……そういえば忘れていました。お父さんにあげようと思ったのですが、食べる暇ないから食べていいって」

あすみ「ふーん。ちなみに魔法で出したケーキってどのくらい持つの?」

なぎさ「言われてみればわからないのです……そんなに日を置いたことはなかったので」

あすみ「自分の魔法くらい把握しなよー。まあ、この魔法じゃ戦いに役立ちそうもないけど」

あすみ「……ねえ、毒入りケーキでも出せれば攻撃になるんじゃない?」

なぎさ「それはパティシエールのプライドがゆるさないのですよ。それに魔女や使い魔に食べさせるよりフツーに攻撃したほうが早いのではないのですか?」

あすみ「魔女や使い魔が相手ならね」

なぎさ「……」


 あすみがなにかよからぬことを考えています。


なぎさ「だ、だめなのですよっ。あすみは魔法少女を敵視してますが、なぎさは仲良くしたほうがいいと思うのです!」

なぎさ「なぎさたちだって仲良くなれました。魔法少女とは言ってももとは人間なのです。ほかのひとたちと変わりなく……」

なぎさ「なぎさには、魔法少女だからってそんなに悪い人がいるとは思えません。むしろ、同じ使命を持った仲間なんじゃないのですか?」



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