貴方「僕がヒロインを攻略するまどか☆マギカ…オカルト?」マミ「それは終わったわ」
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◆xjSC8AOvWI
[saga]
2021/03/17(水) 22:16:19.61 ID:MCldcWw00
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なぎさ「…………」
あすみ「ありゃー、こりゃダメだよ。どう見ても死んでる。使い魔がいないと思ったらそういうことだったのね」
なぎさ「治せない、ですか」
あすみ「この世界じゃよくあることでしょ。今までが平和すぎたんだ」
結界の中、奥地に足を踏み入れた途端になぎさの目は『ある一か所』に釘付けになった。
人の死体。それだけなら見ることはある。こいつだって魔法少女としての活動は短くはない。
いくら助けようとしたって間に合わないことなんていくらでもある。……私は助けようとしてるってわけでもないけれど。
そして、これはなぎさにとって初めてだったらしい。結界の中で転がってるヤツは、少し前に見かけた魔法少女によく似ていた。
数日前、初めて新人と会ったなぎさは後輩ができるって喜んでいたところだった。だが、それもほんの束の間で終わってしまった。
あすみ「……集中できなくなったんなら帰ってもイイんだよ? それよりやられ方から戦略でも考えたほうが建設的だと思うけど」
なぎさ「なぎさも戦えますよ! 魔法少女なのですからっ!」
あすみ「なら、足だけは引っ張んないでね」
ようやく二人は魔女と戦う態勢に入う。
なぎさは遠くから、私は距離を詰めていっての攻撃。一緒に戦ったことはいくらかあった。
――ほんの最初だけは自分の力を見られるのを警戒したけれど、こいつを見てればすぐに馬鹿らしい気分になった。
今では魔女狩りの途中で会えば一緒に行くこともある。おかげで二人で戦うのも慣れたものになってきた。
正直、私としてはいてもいなくてもどっちでもいいってとこだけど。
今回みたいなことがあってツマンナイことで死なれても、それはそれでイヤな気はした。
あすみ(せっかく私のおかげで助かったんだもんね)
あすみ(……ま、本人は知らないだろうけど)
あすみ(しかし、『このこと』もいつまで隠しておけばいいのやら。こうしてその場を見たりしない限り、知らないままになるのかね?)
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