貴方「僕がヒロインを攻略するまどか☆マギカ…オカルト?」マミ「それは終わったわ」
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482: ◆xjSC8AOvWI[saga]
2021/03/14(日) 19:56:54.37 ID:cW32b/rq0


 ちょっとふしぎな自己紹介が終わると、あすみはどこかへ行こうとする。


なぎさ「あすみは魔女退治中なのです?」

あすみ「いんや。今日は早めに切り上げて休みにいこー思ってたとこ。大体、魔女狩りは昼からやってたし」

なぎさ「お昼から……ですか?」

あすみ「そうだけど? 悪いー?」

なぎさ「あすみはどこの学校に通ってるのです?」


 疑問に思ったのは、お昼にはまだ学校があるってこと。

 でもそれを聞くとあすみは少しの間押し黙った。


あすみ「……言わなきゃいけない?」

なぎさ「べつに答えたくないならいいのですよ。『こじんじょーほー』ってやつですし」

あすみ「そう。学校に通ってないヤツなんて別に珍しくもないんじゃない? 特にこの業界は」

あすみ「それと、魔法少女同士が仲間だとか思わないほうがいいから。そんなんだとナメられて酷い目に遭うよ?」

あすみ「アンタみたいな子供はただでさえ相手を調子づかせやすいんだ。賢く生きるには、逆手にとって騙せるほど強かにならなくちゃ」

なぎさ「……舐められるですか? くさそうです」

あすみ「そう、小さな子をペロペロしたいロリコンはいっぱいいるってこと」

なぎさ「??」


 あすみは最後に茶化したように言った。

 それが冗談だってことはわかったけど、それ以外はよくわからなかった。


なぎさ「よくわからないけど、忠告してくれたのですね!」

あすみ「アンタ見てると色々言いたくなる。子守なんてガラじゃないし子供なんて好きじゃない」


 あすみはつっけんどんに去っていった。

 せっかくお互い名前を知ってるのに全然呼んでくれないなぁ。


――――――


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