貴方「僕がヒロインを攻略するまどか☆マギカ…オカルト?」マミ「それは終わったわ」
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411: ◆xjSC8AOvWI[saga]
2021/02/28(日) 00:08:21.99 ID:3DbugbAB0

ほむら「気付いたら私はこういう人だったのよ。魔法少女としての力以外、自分と言えるものが何もなかった」

ほむら「それと……『まどか』」

貴方「……鹿目さん?」

ほむら「ええ。『まどかを救う』のが自分の役目だと。それだけ意識にあったの」

ほむら「でも、そんな必要なかったのよ。【貴方】くんも知っての通り」

貴方「ああ……そうだな。鹿目さんは強い人だよ」


 暁美さんはついに心の奥にしまっていたものを話してくれた。


 それなら鹿目さんに執着していたのも、魔法少女としての力以外に自信がないのも無理はない。

 それだけが自分を作るものだったのだから。


ほむら「どうしてまどかを救おうとしていたのか、私も結局わからなかった」

ほむら「あの子のことなんて私は本当はどうでもよかったのでしょうね。友達にもなれなかった」

貴方「今からでも友達にはなれるんじゃない……? ほら、魔法少女じゃなくなったってクラスメイトなんだしさ」


 しかしそれも、暁美さんにその気があるならの話だ。それにさやかのこともある。


ほむら「このことを相談したら、美樹さんもわかってくれるのかしら?」

貴方「……いや、残念だけど、それは無理かもしれないと思う」


 さやかは一昨日の一件から暁美さんを疑ってる。

 今更暁美さんが知らないことを話したところで、嘘をついてると思われてもおかしくない。


貴方「そうだ、一昨日の夜って家に帰ってからどうしてた? 何か変なことはなかった? ……魔女とか見なかった?」

ほむら「外には出ていないわ。変なことは何も」

貴方「……そっか。あと、魔法はやっぱり使えないんだよね?」

ほむら「ええ。ソウルジェムは魔力の源だもの。あれがないと使えないのでしょう」


 じゃあ、あの話は本当に見間違い? 消えたっていうのは?

 謎は謎のままだ。




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