貴方「僕がヒロインを攻略するまどか☆マギカ…オカルト?」マミ「それは終わったわ」
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402: ◆xjSC8AOvWI[saga]
2021/02/23(火) 23:49:10.20 ID:HUrNMwxm0


 今日のところはとりあえず、ベテランにも話を聞きにいったほうがいいかもしれない。

 そうだ、佐倉さんは今日は来てるだろうか。


 校門の方で待ってるかもしれないと思いテレパシーを飛ばしてみると、返事があった。


貴方「今日はちょっとやりたいことがあるんだ。魔女のこと、他の人にも聞きたいから」

ほむら「……ええ」


 暁美さんの意気消沈した顔を見るとやっぱり胸が締め付けられた。

 暁美さんのどこまでが本当でどこまでが嘘なのかはわからない。でも、全部演技なんてできるだろうか。


貴方「おまたせ、佐倉さん」

杏子「なんか話があるって?」

貴方「うん……」



 『魔女が現れる瞬間を見たことがあるか』――佐倉さんにも、みんなにしたのと同じ質問をしてみることにした。



杏子「使い魔の産み落としたグリーフシードが孵る様子ならしょちゅう見たぞ」

杏子「生まれる寸前を狙うと使い魔もいなくて魔女を倒しやすいんだ。……風見野にいた頃の話だけどな」

貴方「こっちじゃどう?」

杏子「全然。これだけの魔法少女がみんなで使い魔倒してれば当たり前だな。その割に本当によく育つ街だよ」

杏子「都会だから魔女が育ちやすいだろうとは思ってたけど、これだけグリーフシードが手に入るならどこも奪い合いなんか起きないだろうね」


 まさか、他の街よりも魔女がいるのは暁美さんのせい?

 佐倉さんは育ちやすいからと理由を挙げたけど、グリーフシードは全然見ないって言った。


 なにより、佐倉さんは魔女が突然自然発生するケースについて言及しなかった。


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