貴方「僕がヒロインを攻略するまどか☆マギカ…オカルト?」マミ「それは終わったわ」
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357: ◆xjSC8AOvWI[saga]
2021/02/18(木) 01:04:00.35 ID:g3zLJO4k0


 街の端っこから中心、繁華街のほうに戻っていくと、さっそくクレープを買って食べていた。

 こっちも佐倉さんと同じ200%。ていうかそんなオプション頼めるなんてさっき知った。

 手に持った感じも単純に二倍の存在感。



貴方「さすがに普通の二倍入ってるだけあってボリュームが違うね」

杏子「腹減ってんだからこのくらいはないと」

貴方「それもそうだ」


 甘いものが特別好きってわけじゃないけど、動いた後だけあってペロリと食えてしまう。

 二人してあっという間に食べ終わってしまった。それに、佐倉さんの豪快な食べっぷりは見ていて気持ちいい。


貴方「でもがっつきすぎだよ。佐倉さん、クリームついてるよ」

杏子「どこ?」

貴方「右の頬。手鏡とか……――持ってたら見てるか」

杏子「持ってないなー。あたし見ての通りガサツだから割りそうだし、なくても生きていけるから」


 佐倉さんはいつも鞄とかも持ってないし、今言った通り、生きていくのに最低限のものしか持ち歩いていないんだろう。

 とはいえ、自分も鏡は持ってない。


貴方「仕方ない、ちょっといい?」

杏子「えっ!?」


 少し近づいて頬に指で触れる。クリームを拭い取って見せた。


貴方「よし、取れた」

杏子「わざわざ見せるなよ。……クリーム少しもったいないな」

貴方「え……えーと。これ舐めたほうがいい?」

杏子「それやったら引くぞ」


 もちろん半分冗談だったけど、佐倉さん食べ物を粗末にするとすごく怒りそうだから。

 でも、もったいないとは本気で思ってたようだった。そんなところは、らしいなと思う。




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