貴方「僕がヒロインを攻略するまどか☆マギカ…オカルト?」マミ「それは終わったわ」
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335: ◆xjSC8AOvWI[saga]
2021/02/15(月) 01:28:36.48 ID:P7l2FiYU0


 帰りのHRが終わると、まだ一人で自分の机にいた暁美さんのところに話に行った。

 ……彼女の姿を探そうとしてすぐに目が合った。彼女もこっちを見ていたのだろうか。


貴方「暁美さん今日も活躍してたね。英語の時間。あと数学もか」

ほむら「別に大したことはしてない……」

貴方「謙遜もしすぎるとかえって良くないよ。いいところは素直に受け入れてよ」

ほむら「でも……私にとってはそんなこと価値ないもの。それより私はあなたのようにそうやって色んな人と話せるほうが羨ましいわ」

貴方「えっ、俺……?」

ほむら「……私にああ言ったのだから、褒め言葉は素直に受け入れなさい」

貴方「あ、うん。ありがとう」


 暁美さんから見ると、俺ってそんなふうに見えてるのか。

 交友関係は広い方だと思ってたけど、とくにそこに褒められるような長所があるとは思ってなかった。


貴方「自分の長所ってあんまり気づかないし、人の長所って羨ましく思えるものなのかもな。暁美さんだってみんなから羨ましがられてるのに」

ほむら「それでも……。私と話してくれるのなんて【貴方】くんくらいだもの」

貴方「えっ……そんなことはないんじゃない? 暁美さんと話したがってる人っていっぱいいると思うけど」

ほむら「だとしても、表面的なことだけよ」

貴方「暁美さんのほうからたくさん話していけばきっと変わるよ」

ほむら「いいえ。……もういいわ。【貴方】くんだけでいい」


 ……そう名指しで言われると、どきりとした。

 あなただけなんて、男としては羨ましい響きにも聞こえるかもしれない。でも、これはどちらかというと嫌なほうの意味だ。

 何もかも諦めているかのような、閉鎖的な響きに思えたから。


 でも、誰にも心を開かないよりはずっとマシだよな。

 もし俺が拒絶したら、暁美さんは今後誰にも心を開かないんだろう。


ほむら「……私と一緒に居たら暗い話ばかりなのに、よく嫌にならないわね」

貴方「それでも暁美さんのことは知りたいし、もっと仲良くなりたいからさ」



1暁美さんと一緒に帰る
2パトロールに誘う
3もっとここで話す
4他の人と話す
5自由安価

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