貴方「僕がヒロインを攻略するまどか☆マギカ…オカルト?」マミ「それは終わったわ」
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156: ◆xjSC8AOvWI[saga]
2020/10/14(水) 00:10:07.50 ID:nxpTQcC40


 ――――面談の場所は鹿目さんの家。

 エイミーも実際にここにいる。さっきまでここにいた訪問者は、慈しみに溢れた目を向けて可愛いと、家族になりたいと言ってくれた。

 湯呑に残っていた緑茶を飲み干して、鹿目さんは息をついた。


まどか「緊張した〜〜……」

貴方「俺も……知らない大人の人と話すのはやっぱ緊張したよ。鹿目さんが隣にいてくれたし、おじさんも見守っててくれたからよかったけど……」

貴方「エイミーは緊張してなさそうだなあ。知らない人の前でも堂々としててすごいよ」


 そう言うと短い鳴き声が返ってきて、それがなんとなく誇らしげに聞こえた。

 言葉が伝わったとはさすがに思っていないけれど。


まどか「人懐っこい子だし、新しい飼い主さんにもすぐに慣れてくれるよね、きっと」

まどか「……少しさみしいけど」

貴方「うん。きっと……鹿目さんは今日の人、どう思う?」

まどか「いい人だと思う。前にも猫ちゃん飼ったことあるって言ってたし」


 経験があるなら心強い気はする。

 俺たちなんてなんもわからない状態で手探りでやってたから、大先輩だ。


 しかし、まあ。


貴方「『どっちが良い悪いというよりもフィーリングが大事』、か……」

まどか「そう言われると、難しいよね」


 それからおじさんに『お茶をもう一杯どうか』と言われたのでありがたく甘えさせてもらった。

 今日はおばさんはいない。前まではみんな揃ってたけど、今日はなんてことのない平日だ。

 エイミーとも今のうちに触れ合っておかないと。


 もう1件のほうは明後日だから、それが終わったらまたきちんと考えよう。自分たちなりの答えを出すために。

 それまで――明日はとりあえず、自分たちの使命でもあるパトロールのほうに専念だ。



四回目【貴方】 46日目終了


★まどかルート★



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