魔法学園で過ごす学生生活第5章 〜安価とコンマと時々卒業〜
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558: ◆50Z6EuXmS6[saga]
2020/08/01(土) 22:04:37.70 ID:5ePSJAPv0
【夜…】


フィニー「それで…どうしたんですか?」




フィニー「シスターエル。それに、デナント卿…」


シスターエル「ええ。実は…」

デナント卿「以前、クロウズ領でルナを…呼び出した件があっただろう?」


フィニー「…そう、ですね」

デナント卿「その宗教団体の人間から、話を聞くことができたんだ」



フィニー「!?」


デナント卿「私の領地は、孤児の面倒を見ていることもあっただろう?」

フィニー「そうですね。私も、その一貫ではあったんですよね」


シスターエル「そうなるわね」


デナント卿「その際に…その宗教団体から逃げてきた人間も何人かいた」

フィニー「…信用、できるんですか?」


シスターエル「…」


フィニー「?」



デナント卿「ウソならば、どれほどよかったか…」

シスターエル「ええ…」


フィニー「…目的は、何だったんですか?」


デナント卿「第二王子は…女好き、という話だろう?」

フィニー「そうですね…え?まさか…」



シスターエル「魔族の女を、抱きたいがために…新興宗教と手を組み…ルナを…」


フィニー「…そんな」


デナント卿「信憑性は、どの程度かはわからないが…」


フィニー「…」


デナント卿「…一応、話だけは火急だと思ってね」

シスターエル「ええ」



フィニー「…許せませんよ、そんなの…!」

デナント卿「…フィニー」

シスターエル「…」


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