魔法学園で過ごす学生生活第5章 〜安価とコンマと時々卒業〜
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◆50Z6EuXmS6
[saga]
2020/07/27(月) 22:45:19.49 ID:pjq6isUI0
【3年生用宿舎 サロン】
テスラ「は〜…どうして、僕はこうもダメなやつなんだ…」
クラウス「元気出せよ…」
ザルグ「そうだよ。テスラはがんばってる」
テスラ「夏休みの宿題、1つ忘れてたんだ」
ザルグ「…」
クラウス「なあテスラ。もうどうせあと半年もすれば卒業だ。別に…いいじゃろ?」
ザルグ「よくはないよ…」
(ドドド…)
フィニー「ザルグ!」
ザルグ「あ、フィニー。どうしたの?」
フィニー「いこ!クロウズ領!」
ザルグ「え、けどもう挨拶はある程度終わって…」
フィニー「それでは、行ってきます!!」
クラウス「お、おう」
テスラ「僕の宿題…」
フィニー「これをうつしてください!無くさないでくださいね!」
テスラ「あ、うん…」
ナンナ「はぁ…朝からお熱いですねー」
レイン「本当にね…」
スリア「そう思うと、あの2人は、入学時から一番変わったのかもしれませんわね」
クラウス「そうだな。特に、ザルグなんて…」
テスラ「…みんな、変わっていくものだね」
レイン「ええ。でも、絆は変わってはいかないわ」
テスラ「レインさん…」
レイン「と、いうわけで私がお店に行くときは安くするのよ」
テスラ「微妙にケチだ!!」
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