魔法学園で過ごす学生生活第5章 〜安価とコンマと時々卒業〜
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153: ◆50Z6EuXmS6[saga]
2020/07/12(日) 15:32:04.86 ID:8bAfe0nw0
【特別教室】



ゼルド「えー、というわけでフィニーについての情報売ってやるよ」

ヨミ「…押し売りかしら?」

ゼルド「おう!」


ヨミ「そんなものいらないわ」

ゼルド「え、ひどくない?」


ヨミ「いくら天才とはいえ、平民。王家の血を引く私に勝てる道理はないわ」

ゼルド(面白いからアイツが皇帝の血引いてることは黙っておくか)


ヨミ「一応、相場くらいは聞いてあげるけど」

ゼルド「おう!得意な魔法、能力、戦闘スタイル、彼氏の有無。これらはとりあえず1つ3万だな。んで、その他の情報は基本料金1万円でないように酔っては要相談、って感じだな」



ヨミ「…じゃあ、得意な魔法は?」

ゼルド「得意な魔法は、カビ魔法だな。水-土-風の融合魔法だ。範囲、破壊力ともにすさまじい」

ヨミ「どうやったらその組み合わせでカビができるのよ…」

ゼルド「あ、一応コレ3月時点でのデータだな。最近何か変わったっぽいけど、そこはあんま詳しくないな」

ヨミ「…」



ヨミ「…あとは、一応戦闘スタイルとかも聞いておこうかしら」

ゼルド「基本はオーソドックスな魔法使いだな。ただ、武術面も相当なもんだから近接戦闘はあぶねーと思う」

ヨミ「…」

ゼルド「カビは遠距離でも効いてくるが、まあ今回の会場はそこまででもない。不意打ちでいきなりカビ死はないと思うぜ」


ヨミ「…最後に、1つ」

ゼルド「ん?」


ヨミ「貴方は、フィニー=エルランドと戦ったことはあるの?」

ゼルド「何回かはな。全部負けてるが」

ヨミ「…と、なるとこれらは信用できないデータね」

ゼルド「そうか?」


ヨミ「まあ、いいわ。7万、おいておくわ」

ゼルド「毎度アリー…って、いいのか?能力だとか、彼氏の有無だとか」

ヨミ「いらないわ。大刻印の刃か仁のどちらかでしょ?」


ヨミ「それくらいの想定はできているわ」



判定↓1分、基礎魔力+


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