637: ◆CpUz7d.S3o[saga]
2020/08/21(金) 21:01:38.91 ID:Ix+EQmkdo
開拓者「……超能力者だ」
弟子「分かった。師匠がそう言うなら、オレにも勝ち目があるんだな」
弟子「オレの相手は、超能力者にする」
超能力者「へえ。ここで俺を選ぶのか」
開拓者「お前の弱点は知っているからな」
超能力者「……あれはしょうがないだろ?」
使者「では2番の方」
近衛兵隊長「2番は貴方だぞ」
魔物ハンター「……」
目の焦点が合っていない醜い男は、無言で達人を指さした。
達人「触れることのできない者との闘いか。良い試練だ」
戦術魔導士「長く生きてきたけれど、薬指で指さす人は初めて見たよ」
達人「3番は我だ」
超能力者「俺、4番」
家政婦「えっ。順番が回ってくると思ってなかった」
使者「あなたの指名が終わると、残った二人の試合が決まります」
家政婦「何も考えてませんでした……」
家政婦「どうしましょう、開拓者さん」
開拓者「俺に聞くなよ」
開拓者「まあ、消去法でいいんじゃないか」
残っているのはいつもの優勝者と準優勝者。そしてもう一人。
家政婦「あっ、そうか。では、竜――」
689Res/504.38 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20