592: ◆CpUz7d.S3o[saga]
2020/08/18(火) 19:01:51.05 ID:s3g0Vkofo
弟子は短期間で気功を極めるため、大岩を割る、体を鉄の棒で殴られるなどの過酷な修行を自ら進んで行った。
老師には無理をするなと釘を刺されたが、やめるつもりは無かった。
休憩時間には魔法についての本を読み、相手が使ってきた場合のイメージトレーニングに集中した。
試しに魔法を使ってみたら、最初のうちは手から火や水を出すことに成功したが、すぐに出せなくなった。
どうやら東洋街では魔力を補給できないようだ。
並行して、今までに習得した技が衰えないよう、槍術や動体視力の特訓も続けた。
その激しい修行の記憶を思い出した後、一度記憶を頭の隅に追いやる。
そして、瞑想……。
弟子「…………」
弟子「…………よし」
開拓者「気合が入ったか」
弟子「ああ。予選の時より気の流れがいい」
弟子「勝ってくるよ」
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