546:ファイナル前まで、投下のみ ◆CpUz7d.S3o[saga sage]
2020/08/14(金) 00:09:07.78 ID:u+LzMlN+o
弟子と槍英雄は軽く槍を打ち合った。
槍英雄「君は、不思議な技を持っているな?」
弟子「気功のことか?」
槍英雄「時たま見た目より攻撃が重くなる。有効な技だが、しばらく封印して欲しい」
槍英雄「純粋な槍の腕を磨くにはその方が好都合だ」
弟子「分かった。そうする」
槍英雄「もう一つ、開拓者から君に教えるよう頼まれた技がある」
弟子「槍投げだな」
槍英雄「私は使いにくい技だと思っているが、開拓者には考えがあるんだろう」
弟子「さっき試しに投げてみたんだけど、意外とまっすぐ飛ばないんだよな」
槍英雄「これは練習でも危険な技だ。門下生がいないときに練習しよう」
弟子は1週間のあいだ、槍術教室の門下生との槍の特訓に明け暮れた。
休憩時間には医学書を読み、人体の急所について暗記した。
弟子「……肝臓……腎臓……心臓への突き」
門下生「おい、休憩時間終わったぞ」
弟子「おっと、悪い! 集中してた!」
門下生「すげぇ恐いこと呟いてたけど、練習で急所は狙うなよ……」
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