285: ◆CpUz7d.S3o[saga]
2020/07/22(水) 23:54:41.18 ID:MwXcScgHo
開拓者(一階のテラスで画家が早速絵を描いていた)
開拓者「見てもいいか?」
画家「あっ、開拓者さん……」
開拓者(画家は緑の町出身らしく、装いもカントリーだ)
開拓者(ちょっと目線を合わせるのが苦手なようだが、初日で緊張しているだけだろうか?)
開拓者(正直、外見は参加者の中で一番タイプだ……)
開拓者「海と畑を描いているのか」
画家「海、あんまり描く機会がないので……」
開拓者「まあ緑の町じゃあな」
開拓者「画家はどうして開拓に参加しようと思ったんだ?」
画家「……。似合いませんよね」
開拓者「別にそんなことは無いぞ」
画家「みなさん、すごい方ばかりですし……私は場違いです」
開拓者「すごい、か……。俺も、俺以外は開拓の素人が集まると思っていたな」
画家「そうです。ダイくんは高学歴ですし、セインさんも家政婦さんもプロの方で……」
開拓者「いや、少なくとも船員は大した奴じゃないぞ」
画家「そ、そうですか……」
開拓者「……町ではどうだか知らんが、少なくとも開拓地では職業に貴賎なしだ」
開拓者「画力も立派なスキルだ。もう少し自信を持っていい」
画家「はい……」
開拓者(わずかに画家との仲が深まったような気がする)
開拓者(画家は5人の中で最も俺との心の距離が遠い。仲良くなるには根気が要りそうだ)
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