開拓者「安価で町などを作る」
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270: ◆CpUz7d.S3o[saga]
2020/07/17(金) 20:49:30.82 ID:iv/1e854o
船員「開拓者さん、次の開拓で妻を見つけるって言ってたよな」

開拓者「ああ。それは叶わぬ夢になったがな」

開拓者「王に解雇された今の俺はフリーター同然だ。結婚はさらに遠のいた」

船員「そんな友人に朗報だ。いい仕事の話があるんだ」

開拓者「仕事か……。あいにく多忙なんだ」

船員「ま、聞くだけ聞いてくれよ」

船員「花畑島の近くに、新しく無人島になった島があるんだよ」

船員「まだ使える建物もあるし、若者たちでその島を再開拓しようって企画があって、参加者を募集していたんだ」

船員「住み込みの開拓を通じて人脈の輪を広げる……と銘打ってるけど、実際のところ、男女の出会いの場だ」

船員「開拓しながら女の子と交流もできる。まさに、開拓者さんにぴったりの仕事だろ?」

開拓者「若者が集まるのなら、俺は浮くんじゃないか?」

船員「30代の女性も来るからそんなことないと思うぞ」

開拓者「ふむ……それなら」

船員「あっ、でも開拓者さん多忙って言ってたよな。じゃあ住み込みは無理か」

開拓者「大丈夫だ! 他の仕事の時だけは島を離れるが、それで良ければ参加しよう!」

開拓者(この機会を逃すわけにはいかない!!)

開拓者(下心があるのは当然だが、これが唯一まともな開拓の仕事だからな!!)

船員「よっしゃ! それは心強いな。開拓者さんがいれば俺たちも大助かりだ」

開拓者(む? もしや担がれたか? 面倒な作業をすべて押し付けて若者だけでいちゃつくつもりじゃなかろうな?)

開拓者(……いや、そんなことは無いはずだ。友人を信じよう)


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