67:名無しNIPPER[saga]
2020/07/02(木) 23:11:27.95 ID:0AxqYuWp0
『フューチャーサンダー』
突然電子レンジが光りだした。それだけではない。
これまで電子レンジの置物だと思われていたロボットの玩具がフューチャーサンダーと音声を発した。
そしてどういうわけかまたもや未来からの転送だ。だが何やら様子がおかしい。
するとレンジになにやらメッセージが浮かび上がった。
何故このタイミングでと読んでみるとそこにはとんでもない記述が載せられていた。
[描け 佐々木哲平]
[死の源流は未だだだ消失をしてません]
[ホワイトナイトを継続させ。]
[イツキチャン〕》を救って。]
一見怪文書にしか見えないが恐らくはこういうことだ。
これは未来において藍野伊月の死を意味している。
十年後の未来で彼女は死ぬ。その死を回避するには佐々木哲平がホワイトナイトを描くしかないという記述だった。
「伊月さんの…訃報…こんなことになっていたとは…」
まさかこのタイミングで伊月の訃報が来るとは右京も想定外だった。
どうやら未来からジャンプを送ってくる人間は伊月の死を回避するためになんとしても哲平にホワイトナイトを盗作させようと必死のようだ。
その行いが藍野伊月の死を回避する唯一の方法であるのだろう。
「そうか…俺は今まで藍野さんを…じゃあ俺は正しかったんだ…」
この事実を知らされた哲平は今までの自分の行いを正当化した。
これまでの行いは全て伊月を救うことにあった。つまり自分は正しかった。
だがその時だった。
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