6:名無しNIPPER[saga]
2020/07/01(水) 00:30:09.32 ID:A7tKNGJh0
「俺なんて可愛いもんだろ。警部殿は相当重症だぞ。」
「そりゃわかりますけど俺…今日まで一緒にいて全然気づきませんでしたよ…」
「警部殿は隠すのがうまいからな。それに金次第でどうにもどうにでも出来る世の中だぞ。」
その話を聞いてようやく納得した。右京は以前に結婚していたが今は離婚して独身の身だ。
そんな独り身ならば気兼ねなく趣味に散財することが可能だ。
いい大人だからこそハマった衝動というのが大きいというのはたまに聞くがそれが自分の周り…
しかも相棒がそれだとはさすがの冠城も予想は出来なかった。いや、出来るものかと…
「ところで冠城くんは鬼滅の刃を未見だと聞きました。
僕としたことが迂闊でした。相棒のキミが鬼滅の刃という名作を知らないとは不甲斐ない。
仕方ありません。こちらの布教用を貸してあげるので存分に堪能してください。」
いやいや、さすがに警視庁で漫画本読むためにわざわざ法務省辞めて転職したわけではないのに…
いい歳して漫画にのめり込む右京と課長を前に冠城は思わず呆れるしかなかった。
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