44:名無しNIPPER[saga]
2020/07/02(木) 22:27:44.19 ID:0AxqYuWp0
「右京さん…これを見てもらえますか…」
机の方を調べていた冠城があるモノを発見する。
その冠城だがどういうわけか様子がおかしい。一体何を見つけたのかと尋ねるとそこには一冊の雑誌が置かれていた。少年ジャンプだ。
「少年ジャンプですね。これがどうかしましたか。」
「よく見てください。この雑誌の年号が十年後の2030年になっているんですよ。」
冠城の指摘するように確かにそのジャンプは2030年と記されていた。
馬鹿な…ありえない…今は2020年だ…
気になった右京は雑誌をペラペラと捲ってみた。
誰かの悪戯かと思ったが雑誌のレイアウトはほとんど既存の少年ジャンプと同じものだ。
これは素人に出来る行いではない。さらに注目すべきは雑誌の巻末に載っている連載陣だ。
今とは全く異なる顔ぶればかりで現在活躍している作家の名前がひとつもない。
まさかこれは本当に十年後の少年ジャンプなのか?
すると巻末の作品タイトルにひとつだけ見知ったタイトルが載っていた。
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