【安価コンマ】貴方は世界を巡るようです 8巡目
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505: ◆Nq0wl2Ysns[saga]
2020/07/23(木) 01:25:39.46 ID:7AqGVKz60
>>504 むーしゃ、むーしゃ、しあわせー!
※
ワイズ「……ん?」
なんとなくに机に近づくと、一冊の本の下敷きになるみたいな形で一枚の紙が置いてあった。
……気になったので、その紙を見てみる。
ワイズ「えーっと……」
――――見てみると、そこには断片的な単語しか書いてなかった。
神の身体。腕。人造人間。ゾンビ。口。心。娘。脚。胴。頭…………なんとなく見たことのある単語の下に次の一文が殴り書きで記されてあった。
『神の身体という神の落とし物に秘められた力の残骸。それぞれに与えられた神の力の残滓は、無限の魔力を供給し、組み込まれたものに神とも思える力を――――』
……ここから先の文章は、もう読めなかった。
ワイズ「…………」
目が離せなかった。
本当にちょっとだけとはいえ、神の身体の情報を手に入れることができたから――ではない。
文章に込められた意味を理解したとか、思いを感じ取ったとかそういうのでもない。
何かもっと別の――もっと別の意味で。別の視点から。僕は、このメモ書きから目を離せなくて――――。
ワイズ「……神の力、かぁ」
そんなものがあったら、どれだけ楽なものか。
フランケンシュタイン博士のメモ書きを読んだ……………………?
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