【タイムパラドクスゴーストライター】アイノイツキ「消えたキリスト」
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4: ◆K1k1KYRick[sage]
2020/06/28(日) 17:43:11.37 ID:rwxHLxm40
ともあれ彼の理解不能の行動により、我々は無意味な労働を強いられた。

問題はアイノ氏だ。

彼女が何から何まで自分と同じ発想の作品を発表されている事に、違和感を持たないはずがない。

名前と最序盤のストーリー展開はともかく、そんな偶然が何話も続く訳がない。

しかし未来の自分の作品を、ササキ氏のものとして彼女は賞賛していた。

私はあの時、周囲に時流の歪みが生じているのを観測した。

本来それはタイムパラドクスが起きないようにする

言わば時空の補正なのだが、どうもそれがこの周囲で誤作動を起こしているようだ。

「あの、用って何ですか?」

人目に付かない場所に彼女を呼んだ後

私は時空警察の備品を用いて時空補正を一時的に遮断した。

「あれっ、いつものが……?」

「……。アイノイツキさん、お気づきですか。
 貴女の知的財産であるホワイトナイトが剽窃されています」

我に返ってそれを聞いた彼女は目を見開いた。

「……! どうしてそれを!?」

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