武内P「ホモのショックで記憶が」
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4: ◆SbXzuGhlwpak[sage]
2020/06/27(土) 08:00:21.40 ID:6UUG/lssO
アーニャ「プロデューサー。記憶が無くて不安でしょうが、安心してください。私たちはプロデューサーのためなら、何でもしてあげますから」

美波「ええ。どんなことでも」

武内P「あの……確認しますが私はプロデューサーで、貴方たちは担当しているアイドル……そして未成年ですよね」

アーニャ「ダー。でもその前に……」

美波「男と女です」

武内P「ふ、二股……!?」

アーニャ「ニェート。二股違います」

武内P「良かった、違うんですね」

アーニャ「この写真を見てください」

武内P「これはスマホですか? 私が知っているものより大きくて画質が良いですね。写っているこの無邪気な明るい子も、アイドルですか?」

アーニャ「ダー。蘭子という名で、プロデューサーが担当しているアイドルの一人です」

美波「そしてプロデューサーさんの恋人です」

武内P「……え?」

アーニャ「つまり三股です」

武内P「」

美波「私たちはプロデューサーさんに仲良く平等に愛してもらっているんです。ふふっ」

武内P「あの……貴方たちの年齢を教えてもらっても?」

美波「新田美波、19歳です」

アーニャ「ミーニャ ザヴート アーニャ。私の名前は…アナスタシア、です。15歳です」

武内P「この……写真の子は?」

アーニャ「蘭子は14歳ですけど……どうかしましたか?」

武内P(19歳の新田さんはいいとして……いや、良くなかった! 今の私は30歳でした! 30歳の男が、19歳でも飽き足らず高校生――挙げ句の果てに中学生に、しかも三股!?)

武内P「私は……私は」

美波「プロデューサーさん、目まいがするんですか? ショックで倒れたばかりですし、しばらく横になってください」

武内P「あ――」

武内P(私をのぞき込む純粋に心配するその瞳は、プロデューサーという立場を利用して未成年のアイドルを、それも三人も手を出す外道に向けるモノではなく――将来の自分が、少女たちを完全に騙し切っていることを悟ってしまった私は)


ダダダダダダダダッ


美波「え、プロデューサーさん!?」

アーニャ「プロデューサー!? 走ったらいけません!」

武内P(少女たちの善意に耐え切れず、そして自分自身の悪行の結果をこれ以上見ていられず、その場から走って逃げてしまいました)


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