15: ◆SbXzuGhlwpak[sage]
2020/06/27(土) 08:10:26.59 ID:6UUG/lssO
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武内P「……話をまとめますと、私は大西さんと荒木さんが共同で制作した本を読んでしまい、そのショックで倒れ、意識が戻った時は記憶を10年ほど失っていた状態だったわけですね」
アーニャ「ダー」
武内P「そしてアナスタシアさんと新田さん、鷺沢さんとの会話で、記憶が無い私は妙な思い込みをしてしまった」
アーニャ「だ、ダー」
武内P「記憶を10年も失ったという状態から、妙な思い込みもあって精神的に非常にまいっていた私は、そこで安部さんと出会ってしまい――」チラ
菜々「うぇえええ〜ん! ぎいて、聞いてぐだじゃいよ文香ちゃん! 駿ちゃんってば、皆が見ている前でナナのことをお化けみたいに怖がっで!」
文香「よしよし、よしよし」ナデナデ
菜々「み゙ん゙な゙が、皆が見ている前で! 強面で有名な駿ちゃんが! 膝をづぎながら! 怯えながらナナに念仏を唱えたんですよ! 皆がどんな目でナナを見たか、わきゃりますか!?」
文香「その……心中お察しします」
菜々「こんな辱めを受けた以上、駿ちゃんには責任をとって『それは違います』……文香ちゃん?」
文香「それは、話は別です」
菜々「え……でも」
文香「デモもストもない、という言葉が昔はあったそうですね」
菜々「え……昔? 昔なの? そんなはずは――」
文香「そもそも、記憶を失っている間の出来事を盾に関係を深めようなど――兄妹の契りなら、許される範囲ですか……?」
菜々「記憶が戻ったら妹が増えているとか、ラノベなのかホラーなのか区別がつきませんよ!」
武内P「安部さんと出会ったショックで記憶が戻った、というわけですか。記憶を失っていた間の事を覚えていなくて、申し訳ないのですが……」
アーニャ「仕方がない事なので、あまり気にしない方がいいですよ。スターチ……ところで、なぜナナはプロデューサーの事を“駿ちゃん”と呼んでいるのですか?」
武内P「……ウサミン星の、古い慣わしです?」
アーニャ「ナラワシ? わかりました、駿チャン♪」
武内P「……ここはウサミン星ではなく、アナスタシアさんはウサミン星人でもありませんから」
アーニャ「日本ではこういう時、こう言うと美波に教わりました。よいではないか!」
武内P「それは……そういえば新田さんはどちらに?」
アーニャ「それが、さっきからどこに行ったのかわからなくて」
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