12: ◆SbXzuGhlwpak[sage]
2020/06/27(土) 08:08:09.33 ID:6UUG/lssO
武内P「…………………………え?」
文香「やはり……この呼び方が良いですね。兄さまを“また”兄さまと慕うことができて、文香は嬉しいです」
武内P「いえちょっと待っ――また?」
文香「はい。短い期間でしたが、私は貴方の事を兄さまとお慕いしていた時期があります」
武内P「それは……私が失った10年の記憶の最初の方、たとえば私が22歳ぐらいで、文香さんが11歳の頃ぐらいの話ですか?」
文香「いえ、数週間前です」
※武内P「姉を望んだ末路」ex14.vip2ch.com
でそんな事がありました
武内P「」
文香「とはいいましても、それは若いアイドルたちが兄さまの言葉尻をつかまえて始めた遊びに乗じてのことです。それでも私にとっては大切な思い出――兄さま?」
武内P(おとなしくて思いやりにあふれている文香さんの人のよさにつけこんで、私は兄さまと呼ばせていた……?)
武内P(もしかして……私が新田さんたちに三股をしていないと言ってくれたのも、今の私の精神状況を文香さんが気遣ってくれてのことで、事実だったのでは?)
武内P(今の私は……将来の自分は、プロデューサーという立場を利用して未成年の担当アイドルを次々と食い物にする、クズの中のクズ……!)
文香「兄さま……? 気分が悪いのですか? そ、その。私の膝でよければ……」
武内P「す、すみません。行かなくてはいけないところがあるので、失礼します」
文香「ありすちゃん以外には初めてなんですけど、兄さまにでしたら……あれ、兄さまはどこに?」
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