武内P「ホモのショックで記憶が」
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10: ◆SbXzuGhlwpak[sage]
2020/06/27(土) 08:06:31.59 ID:6UUG/lssO
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文香「……なるほど。プロデューサーさんの記憶は20歳の頃までで、10年ほど記憶が失われているのですね。原因はわかっているのですか?」

武内P「そういえば原因を知る前に、意識が戻った場所から離れてしまいました。新田さんが言うには私はショックで倒れたそうなので、よほど衝撃的なことがあったんでしょう」

文香「あの……ショックで倒れるほどの事があったのに、なぜお一人で歩いていたんですか? 美波さんは心配していると思います」

武内P「……貴方は、私が担当しているアイドルですか?」

文香「いえ、私は……私は」

武内P「文香さん?」

文香「……ッ!?」

武内P「文香さん? 何かありましたか?」

文香「あ……いえ、大したことではありません。その……もう一度、私の名前を呼んでいただいてもいいでしょうか?」

武内P「え、いいですけど……そういえば貴方の苗字は『教えません』――え?」

文香「プロデューサーさんのことです。苗字を教えようものなら、下の名前で呼んでくれなくなります」

武内P「……女性を下の名前で呼ぶことに、抵抗感があるんですけど」

文香「な、慣れましょう」フンスッ

武内P「……わかりました」

武内P(胸の前で握り拳までつくられては、私が折れるしかない)

武内P「では……文香さん」

文香「はい、なんでしょう♪」

武内P「文香さんは、私の担当していたアイドルなのですか?」

文香「いえ、プロデューサーさんはシンデレラプロジェクトを担当されていて、私はプロジェクトクローネのメンバーなので担当アイドルではありません。ですが同じ事務所なので、ライブの競演などこれまで何度もお世話になっています」

武内P「そうなんですね。しかしよくわかりましたね」

文香「え……?」

武内P「記憶が無かったから私の様子は普段とだいぶ違ったはずだけど、その様子を見ただけで私に記憶が無い事がわかるのはすごい事では?」

文香「話しかけるのは勇気が必要で……私はいつも、見てばかりでしたから」

武内P「え?」


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