円香「好奇心は猫を?」シャニP「にゃ〜んゆぅ!」
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7:名無しNIPPER[sage]
2020/07/01(水) 20:26:23.12 ID:l6XRENfhO
浅倉「あれは…」

浅倉が見つめる先は海だった。ズン…ズン…と大きく動く音が響いた。
何故かその音を不快に感じた。

⁇「デテイケ…デテイケ…」

8m超ある黒い妖怪のようなものは大嫌いなあの男に似ていた。風貌は似ていないが、雰囲気で感じ取った。こいつはあいつなのだ。
黒い塊はどんどん近づいてきて、船は大きく揺れた。

浅倉「きゃっ…」

円香「浅倉!」

船が揺れた衝撃で浅倉は吹き飛ばされ船から投げ出された。
そして黒い妖怪のバカデカい手の上に乗ると、私から遠ざかっていく。
その表情はどこか晴れやかだった。

円香「なんで…どうしていつも私から奪っていくんだよ…」

その妖怪は私をジッと見ていた。
私は立ちすくんだまま動けない。


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