チノ「ココアさんにコーヒーを飲んでもらいます」
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1: ◆N.3fwTpjCY[saga]
2020/06/13(土) 18:45:49.27 ID:9JCUwHeGO
◆思いつきの随時更新でやっていきます。
リゼ「ココアにコーヒー?」
チノ「はい」
リゼ「とは言っても、いつも飲んでるだろ?違いを分かるようにさせるとか何とかで」
チノ「確かに、普段からそういった訓練をしていますが、今回は違います」
リゼ「どういうことだ?」
チノ「私の作った『聴力が上がるコーヒー』を飲んでもらうんです」
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2: ◆N.3fwTpjCY[saga]
2020/06/13(土) 19:37:59.20 ID:9JCUwHeGO
リゼ「なぜそれを……?」
チノ「ココアさんは……私の気持ちに気付いてくれないんです……思いの丈をぶつけても……あしらわれてしまうんです……」
リゼ「それって、思いの丈をぶつけるときだけ声が小さくなるからじゃないのか……?」
3: ◆N.3fwTpjCY[saga]
2020/06/13(土) 21:14:28.87 ID:9JCUwHeGO
チノ「というわけでリゼさん、試飲をお願いします」
リゼ「ええ……いやあ、私は人よりは耳がいいほうだし……」
チノ「お願いします」
4: ◆N.3fwTpjCY[saga]
2020/06/13(土) 21:18:53.42 ID:9JCUwHeGO
チノ「大丈夫ですか……?」
リゼ「ああ……死ぬかと思った……」
チノ「聴力を上げるのではダメですね……そういえば、ココアさんは私が「お姉ちゃん」と呼ぶとどんなに小さくても反応することを思い出しました……」
5: ◆N.3fwTpjCY[saga]
2020/06/13(土) 23:30:52.78 ID:9JCUwHeGO
チノ「しかし、私はこんな所で諦めるわけにはいきません……」
リゼ「頼むから諦めてくれないか?」
チノ「私は……難聴ヒロインが大っ嫌いなんです……私の手で滅ぼさなければなりません……」
6: ◆N.3fwTpjCY[saga]
2020/06/14(日) 00:32:45.54 ID:HgmfyHW2O
ココア「おかえり!」ドアバーン
リゼ「「ただいま」じゃないのか」
ココア「分かってないなあリゼちゃん、これが私のこだわりポイントだよ!!」
7: ◆N.3fwTpjCY[saga]
2020/06/14(日) 00:53:37.13 ID:HgmfyHW2O
〜少女仕事中〜
ココア「ありがとうございましたー!」
チノ「最後のお客さんも出たことですし、片付けましょう」
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