【ミリマスSS】篠宮可憐 vs エミリースチュアート
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3
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◆ivbWs9E0to
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2020/06/12(金) 02:47:06.73 ID:TFodfIkj0
ひょこ、と音が出そうな勢いと角度で、エミリーちゃんが顔を出した。
「こんにちは、可憐さん」
「エミリーちゃん。あ、ハーブティー淹れてるんだけど一緒にどう…?」
以下略
AAS
4
:
◆ivbWs9E0to
[saga]
2020/06/12(金) 02:47:46.68 ID:TFodfIkj0
「はぁ〜、良い香りです」
「本当、良い香り…」
事務室のテーブルについて、カップを持ち上げて鼻腔を茶葉の香りで満たす。
以下略
AAS
5
:
◆ivbWs9E0to
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2020/06/12(金) 02:49:23.31 ID:TFodfIkj0
「エミリーちゃん、ハーブティー好きなの?」
「はい、偶にですが、就寝前に母がハーブ…コホン、着紅茶を淹れてくれます」
「そうなんだ…」
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AAS
6
:
◆ivbWs9E0to
[saga]
2020/06/12(金) 02:50:28.82 ID:TFodfIkj0
「…薔薇果実の紅茶はあまり飲まないのですが、こちらは酸味と苦みの調和が丁度良くて」
「よ、良かった…。新しい茶葉を試してみたくて、いつもと割合を変えてて…あっ」
そういえばエミリーちゃんの出身はイギリス。
以下略
AAS
7
:
◆ivbWs9E0to
[saga]
2020/06/12(金) 02:51:19.28 ID:TFodfIkj0
「インド…インドの…、うぅ…、ハッ!」
何かつぶやいていると思ったら、今度は驚いたように口元を抑えてしまった。
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AAS
8
:
◆ivbWs9E0to
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2020/06/12(金) 02:53:22.14 ID:TFodfIkj0
◆◇◆◇◆◇
本日、プロデューサーさんは社長さんと一緒に外回り。
レッスン組は何人か来てるみたいだけど、美咲さんも衣装の確認をしに出掛けていて、事務室には私だけ。
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AAS
9
:
◆ivbWs9E0to
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2020/06/12(金) 02:53:58.16 ID:TFodfIkj0
アロマストーンの表面をティッシュでサッと拭き、
新しい香油をポタ、ポタリと二滴だけ垂らす。
ふわりと、ライムとペパーミントのすっきりした香りの後に、サンダルウッドの優しい香りが広がった。
前はフローラル系だったので今回は樹木系。気温も上がってきたので爽やかさも意識した配合にした。うん、思い通りにできている。
以下略
AAS
10
:
◆ivbWs9E0to
[saga]
2020/06/12(金) 02:54:34.52 ID:TFodfIkj0
「良い香りですね」
「んひゃあ!?」
いきなり声をかけられて背中がビシッと張ってしまった。痛い。
以下略
AAS
11
:
◆ivbWs9E0to
[saga]
2020/06/12(金) 02:55:04.42 ID:TFodfIkj0
「爽やかな香りですね。薄荷でしょうか」
「薄荷…あ、うん。ミント、です。ペパーミントだけど…」
「西洋薄荷でしたか」
「西洋…」
以下略
AAS
12
:
◆ivbWs9E0to
[saga]
2020/06/12(金) 02:55:30.12 ID:TFodfIkj0
「びゃ、白檀とサンダルウッドって、同じ…?」
「はい。同じですよ」
エミリーちゃんは自信満々に答えていた。可愛いなぁ。
以下略
AAS
13
:
◆ivbWs9E0to
[saga]
2020/06/12(金) 02:56:20.37 ID:TFodfIkj0
「えぇと、私はどうすれば…?」
「なんでも、可憐さんはいつものようにお話頂ければ大丈夫です!」
「そ、それじゃあ。 エミリーちゃんの家でも、アロマを焚いたりするの…?」
「精油入り蒸気拡散装置などは使いませんが、香草を部屋に活けたりすることはありますね」
以下略
AAS
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