財団X職員「彼らの話をしよう」
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38: ◆p.eyw.Jp/YP0[saga]
2020/06/15(月) 01:00:09.97 ID:BcpzmbMY0


デッドライオン「おい……生きてるか……」

財団X職員「ああ……右手は……壊れたが……な」

財団X職員「だいぶやられた……だが……ヤツもタダでは済まなかったようだな」

ライダーキラー「――ギィァァアアアアッ!!」

財団X職員(片足が消し飛んだようだな。だが、傷口の動きからして5分もあれば治る……)

財団X職員(カタをつけるなら――)

ライダーキラー「ギ……ギ……ギイイイイッ!!」シュッ

財団X職員「くっ……」シュルルッ…ギヂッ

デッドライオン「!」

(ライダーキラーは怒りのままに背中から触手を出し、財団X職員を絡め取る)

財団X職員「ぐ……だいぶ頭にきているようだな」ニヤ

ライダーキラー「ギ……!」

財団X職員「俺を見ろ……っ!」

デッドライオン「挑発し過ぎだ! 締め殺されるぞ!」

財団X職員「そうだ……! そのまま……こっちを見ろ! ぐ……ガハッ」ギヂ…メキ…メキョ

デッドライオン「おい!」

ライダーキラー「ギ……」

財団X職員「こっちを……そう……いい子だ……よし――」メギ

(財団X職員は暗視グラスを外し、自身の『眼』を見せた)

財団X職員「俺を……見ろ!」

ライダーキラー「ギ――ァ――」パ…キ…

(ライダーキラーの身体が徐々に硬直。表皮が徐々に白い石に覆われていく)

(触手は脆くなり崩壊。財団X職員が投げ出された)

財団X職員「ぐ……っ」ドサ

デッドライオン「おい! 大丈夫か!」

財団X職員「平気だ……上手く行ったようだな」

デッドライオン「あれは何をした……?」

財団X職員「化石化だ。これを使うのは久しぶりだったが……それより、もう一度『ムシカゴ』を――」

デッドライオン「お、おう!」


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