28: ◆p.eyw.Jp/YP0[saga]
2020/06/13(土) 17:37:32.40 ID:DefO/chM0
デッドライオン「まあこれを見ろ」ペラ
財団X職員「これは改造人間の計画書……? 少し古いな」
デッドライオン「この資料は財団Xが『ショッカー』ヨーロッパ基地跡から手に入れた改造人間『ライダーキラー』開発計画のコピーだ」
財団X職員「『ショッカー』……ナチス・ドイツの残党組織か」
財団X職員「計画書が書かれた日付は……『1971年7月』か。署名もあるな……これはロシア語か?」
デッドライオン「『イワン・タワノビッチ』と書いてある」
財団X職員「イワン・タワノビッチ……改造人間研究の礎を築いた『死神博士』か!」
デッドライオン「ああ。ライダーキラーは死神博士が『仮面ライダー1号(本郷猛)』に撃破される直前に計画されたものだった」
デッドライオン「計画は発案者死亡のまま頓挫。この計画は『ショッカー』の後釜『ゲルショッカー』でも採用されず終わった。高度な改造手術技術を持つヤツが死神博士しかいなかったんだろうな」
デッドライオン「だが、数十年の時を経て計画は再始動した。高度な遺伝子改造技術を持つISSの手によってな」
情報部部長「ISSは計画書の原本をスポンサーである財団経由で入手し、改造兵士計画と並行して開発を進めた」
財団X職員「それでヤツはどこに居るんです?」
情報部部長「神奈川県横浜市にあるISS研究所跡地。CIAの捜査の手が及ばなかった地下研究所に強い生命反応が出ているよ」
財団X職員「強い生命反応……か。マズいな。もう覚醒めている可能性がある」
財団X職員「それに死神博士の書いた計画書のどこにも『NEO』や『D-cell』なんて名前は出てこない。何かの材料の代替品であればいいが――」
財団X職員「ISSはオリジナルの計画書を元に何かアレンジを加えたのかもしれない。早く財団が収容しなければ、外部組織に奪取されてしまう」
情報部部長「うんうん。情報部設立して早2日。初めての大きいヤマだ。がんばっていこう」ニコ
デッドライオン「収容任務は早速今夜2100に開始する! 後輩、心してかかれよっ!」
財団X職員「……ああ」
――To be continued…
43Res/44.99 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20