25: ◆p.eyw.Jp/YP0[saga]
2020/06/13(土) 00:07:13.01 ID:DefO/chM0
財団X職員(改造兵士レベル3『風祭真』『鬼塚義一』の暴走)
財団X職員(CIAの強襲)
財団X職員(所長『氷村巌』を含む所員大半の死亡。研究物の焼失。それらによる組織の解体)
財団X職員(研究物の暴走に国家権力の介入か……これもまたよくあることだな)
財団X職員(プロジェクト凍結から6年もの間、財団が触れられなかったのもCIAの影響だな)
情報部部長「読んだ?」
財団X職員「はい。この案件、プロジェクト成果物の殆どが焼失とありますが、情報部としては何をすれば良いんですか」
情報部部長「問題はそこなんだよ。プロジェクト凍結直前の搬入の記録を見てもらえるかい?」
財団X職員「はい……ふむ」
財団X職員「ISSの改造兵士適合手術に必要な部品や製剤とは違うものが多く運び込まれていますね」
情報部部長「そうなんだよ。特にこの部分さ。人体改造の研究をしていた君なら分かると思って」チョイチョイ
財団X職員「ここですか……ええと」
財団X職員「『NEO』『D-cell』『F-cell』……」
財団X職員「思い当たるところだと……『NEO』の箇所。確か93年に亡くなった臨床遺伝子工学の『望月敏郎』博士が最期に作ろうとしていた生命体が『ネオ』といったはずですが――」
情報部部長「おおっ、すごいね! それが関係あるんだね?」
財団X職員「確証はありません。何せ彼とは財団Xも関わっていないですし、晩年の研究は倫理観に外れたもので学会からは非難轟々」
財団X職員「表舞台からは姿を消していたので何も情報は残っていません」
情報部部長「それは判断材料としては厳しいねえ」
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