花子「新しい!」貞子「生活!」メリー「なの!」
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18: ◆GiMcqKsVbQ[saga]
2020/06/07(日) 21:34:37.11 ID:S4U2UQtS0
男「禁呪ってついてる時点で使っていいもんじゃないだろ」
メリー「生命リンクってのも名前がヤバいの。多分片方が死んだらもう片方もってやつなの」
花子「どこぞのお空の世界みたいな話だよね」
19: ◆GiMcqKsVbQ[saga]
2020/06/07(日) 21:35:24.42 ID:S4U2UQtS0
隣人「・・・・・・追い出されちゃいましたね」
貞子「一晩反省していろとのことでしたのでまあいいでしょう。それよりも、ですよ」
隣人「はい!先輩とリンクする方法ですね!」
20: ◆GiMcqKsVbQ[saga]
2020/06/07(日) 21:36:06.76 ID:S4U2UQtS0
貞子「確かに私たち三人とも男さんのことは好きですよ。身体を求められたら喜んで差し出しますし、死ねと言われれば死ねます。そんなレベルです」
隣人「それでも、スタートラインに立っていないんですか?」
貞子「はい。だって元々の立場が殺す殺されるの関係だったわけですよ?そして養う養われるの関係に移行したわけです。こんなので色恋なんてできるわけがないじゃないですか」
21: ◆GiMcqKsVbQ[saga]
2020/06/07(日) 21:37:04.63 ID:S4U2UQtS0
貞子「まあ我々からの話はこれくらいにしておきましょう。あとは自分で決めることです」
花子「そだね。あ、貞子はちゃんと一晩頭冷やして置けってメリーが言ってたから」
貞子「え?私戻れないんですか?」
22: ◆GiMcqKsVbQ[saga]
2020/06/07(日) 21:37:45.39 ID:S4U2UQtS0
隣人「・・・・・・当たって砕けろ、か」
隣人「うん、そうだよね。自分で何も言わずに、察して欲しいだけだとか、そんなのずるいよね」
隣人「他の三人も、ああは言ってるけど心のどこかでは先輩の事を恋愛的な意味で好きなはず」
23: ◆GiMcqKsVbQ[saga]
2020/06/07(日) 21:38:16.97 ID:S4U2UQtS0
隣人「先輩、話があります!」
男「ん?」
隣人(メリーさん、貞子さん、花子さんに背中を押されてついにこの日が来ました。先輩に、私の想いを伝える日が!)
24: ◆GiMcqKsVbQ[saga]
2020/06/07(日) 21:38:44.62 ID:S4U2UQtS0
メリー「はい、復唱。まずはお付き合いから」
隣人「まずはお付き合いから」
貞子「結婚云々は後の話」
25: ◆GiMcqKsVbQ[saga]
2020/06/07(日) 21:39:28.13 ID:S4U2UQtS0
貞子「はい、テイク2スタートです。隣人さんが話しかけるところから」
隣人「は、はひっ!」
男「あんまり緊張すんなよ」
26: ◆GiMcqKsVbQ[saga]
2020/06/07(日) 21:40:03.81 ID:S4U2UQtS0
メリー「はい、復唱。穿った表現は使わない」
隣人「穿った表現は使わない」
貞子「まっすぐ思いをぶつける」
27: ◆GiMcqKsVbQ[saga]
2020/06/07(日) 21:40:54.11 ID:S4U2UQtS0
貞子「テイク3です、どうぞ」
男「うん」
隣人「せ、しぇしぇしぇんぱいっ!」
28: ◆GiMcqKsVbQ[saga]
2020/06/07(日) 21:41:43.84 ID:S4U2UQtS0
隣人「社長ーっ!社長ーーーっ!どうしましょうーっ!私、私、先輩に告白されちゃいましたーーーーっ!」
社長『わ、わかったから落ち着いてください、ね?よかったじゃないですか。私も応援していた身として喜ばしい限りですよ』
隣人「で、でもっ、わ、私っ!頭が真っ白になってっ、お断りしちゃってっっっ!」
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