花子「新しい!」貞子「生活!」メリー「なの!」
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124: ◆GiMcqKsVbQ[saga]
2020/06/22(月) 14:27:59.56 ID:mjqEPgWd0
医者「この生命リンクの禁呪を使うと、メリーさんと男さんの生命力は常にイコールの状態、つまり二人とも52になるわけですね」
花子「あっ、そっか。100と4を足して2で割って52か」
医者「ですが、メリーさんは日常生活を送っているだけで50の生命力を消費します。そうすると余剰分が2しか残らないわけです」
隣人「その余剰分の2というのは・・・・・・」
医者「些細なことで消えてしまいます。たとえば、頭を打つだとか、心臓に衝撃を与えるだとかの外傷。突然驚かされたりなどの強いストレスを与えられる。こういったことで、です」
貞子「だから男さんはすぐに倒れてたんですか・・・・・・」
医者「二人の命がリンクしている以上、片方が死ぬともう片方も死にます。なので、メリーさんはお互いの命を守るためにただの人形へと戻り、生命力の消費を抑えているわけです」
花子「ってことはさ。メリーか男の生命力がもっと多くなればとりあえず二人ともなんとかなる?」
医者「そうですね、男さんに供給される生命力が呪いで失われる分よりも多くなれば二人とも療養の上動けるようになりますが・・・・・・」
隣人「・・・・・・どうしましょう。メリーさんに生命リンクの禁呪の存在を教えちゃったのは私ですし」
貞子「そもそもメリーさんはどこでやり方を覚えたんでしょう?正しい手順とかがあるんじゃありませんでしたっけ?」
花子「お医者さんはやり方とか知ってる?」
医者「ええ、もちろん。作ったの私ですし」
花子「へー、そりゃ知って・・・・・・はっ?」
医者「しかしあれはかなりの条件が整っていないとできない上に、やり方を記した本もずっと前に知り合いにあげちゃいましたからそうそう知られるわけが・・・・・・」
隣人「あの、そのお知り合いってもしかして社長だったりします?」
医者「あら、よくご存じですね。知り合いでしたか?」
隣人「・・・・・・」
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