【リトバス】理樹「ストーカーに狙われるようになった」
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34:名無しNIPPER[saga]
2020/06/18(木) 00:04:39.77 ID:nESiXGd/0


お爺さん「うんにゃ。話は聞いてるよ。君も妙なことに巻き込まれたもんだねぇ・・・」

理樹「お願いです。僕と一緒に部屋まで来てくれませんか?情けない話ですが一人では心細くて・・・」

お爺さん「ううむ・・・困ったな。私はむしろ今から学校側に用事があるんだが・・・ああ、そうだ!彼なら手が空いてるはずだっ。おおーい!」

理樹(お爺さんはそういうと外の方に声をかけた。すると向こうから今度はもう少し若い用務員さんがやってきた)

用務員「・・・・・・」

お爺さん「ほら、彼がこの前学校の方から言われていた少年だ。すまないが彼を私の代わりに彼の寮まで送ってくれないか?」

理樹(そのマスクをした用務員さんは何を言うでもなく静かに頭を縦に振り、持っていた掃除道具を脇においた)

お爺さん「彼は私なんかより力持ちだからもし襲われてもずっと頼りになるだろう。それでいいかい直枝君?」

理樹「あ、ありがとうございます!すいません。それではよろしくお願いします・・・」

用務員「・・・・・・」

理樹(用務員さんは僕の言葉が聞こえたのかのっそりと寮に向かって歩き出した)

お爺さん「・・・ははは・・・あの人は新人でね、ちょっとシャイなんだ」

理樹(お爺さんはそういうと職員室の方に向かっていった)



・・・・・・・・・・


表庭

真人「いてて・・・ビ、ビンタ・・・?」

「どこ触ってるんですか変態!」

謙吾「・・・お、女?おい真人!この子はカツラなんかじゃない、本当の女の子だぞ!」

真人「にゃにい!?」

女子生徒「はぁ・・・はぁ・・・」

謙吾「だが誰だ君は?何故写真を撮った・・・?」

女子生徒「わ、私は新聞部の者です。最近学校で大きな噂となっているストーカー女装男の存在・・・その中心となっている直枝理樹さんのことを記事にしようと・・・」

真人「ま、紛らわしすぎるだろ・・・」

謙吾「勝手に写真を撮って逃げるなんてパパラッチとなにも変わらんぞっ」

女子生徒「私も最初はちゃんと質問しに行こうと思いましたよ・・・でもあなた方が殺気を出しながら直枝さんの近くにいるから全然近づけなかったんです!」

真人「へっ、あたりめーよ!理樹はこれからしばらくはずっと俺らと一緒に・・・一緒?」

謙吾「あっ!しまった!理樹をおいてきた!」

真人「や、やっべえ!!」


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