317:名無しNIPPER[saga]
2020/06/14(日) 01:08:54.06 ID:FxDANqipO
バニル「ふーむ、些か拒絶反応が強すぎる…相変わらず欠陥の部分が極端に大きい商品だな」
カズマ「バニル!?おい、あのポーションは具体的にどんな効果だったんだよ!この急な荒れようの原因はあれだろ!」
バニル「説明の前にこれを浴びせるとしよう」
バシャッ
ダクネス「あああ…ああ…」バタリ
カズマ「ダクネス!」
バニル「安心しろ、すぐ目を覚ます」
カズマ「バニル…あれはダクネスとの仲が進展する効果だって言ってたな?」
バニル「そうだ。ちなみにアレの効果は被虐趣味を無くすというものだ」
カズマ「被虐趣味を…?」
バニル「自分の被虐趣味を思い出すと拒絶反応が起きて今のような状態となる。我輩が浴びせたのは拒絶反応の緩和が期待できるポーションだ」
カズマ「ポーションからポーションでわけわかんねえ…ダクネスは結局どうなるんだよ」
バニル「先ほどの反応は貴様がドMというワードをあの娘にぶつけたから起きたものだ。目を覚ましたときには拒絶反応から恥ずかしく感じる程度には緩和してるだろうて」
カズマ「お前な…」
バニル「我輩とて理由もなく汝らを傷つける真似はせん。今のは我輩の想定以上に拒絶反応が強かった。緩和ポーションを持って準備していたがまさかこうなるとは、な…詫びを入れよう」
バニル「我輩が見通せない商品というのは怖いな」
ダクネス「う、うーん」
カズマ「ダクネス、起きたか」
ダクネス「カズマ…それにバニルも?私は…ええと」
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