251:名無しNIPPER[saga]
2020/06/08(月) 22:45:09.79 ID:WtKQ7ANO0
カズマ「シュワシュワに何か入れようとか企んでんの?」
バニル「入れたところでどうせ煩くなるだけだ、無駄なことはせん」
バニル「屋敷に戻ったら低俗女神に思考を邪魔されそうなのでこちらに混ざったまで」
カズマ「思考ねえ…何考えてんのか知らんけど俺らにとってろくでもないことなんだろうな」
バニル「そうとも言い切れんぞ、占いのことだからな」
カズマ「占いがどうかしたのか?」
バニル「うむ、我輩は今まで計20回占ったわけだがどうやら熟練度でも上がったのか少し効果が上がったように感じる」
カズマ「熟練度とかあるのか」
ウィズ「効果が上がったというのは具体的にどういう…?」
バニル「占い結果を意識的に限定できるようになった」
バニル「例えば今後売れる商品は、という目的を持って小僧を占うとその商品が出る」
カズマ「すげえ!」
バニル「が、そんな都合の良い話ではない。確率で売れる商品を占っても売れない商品が出てくることもある」
バニル「しかも、占いが成功したか否かは我輩にはわからん。売れる商品で爆薬が出ても我輩達が本当に売れるのか判断しなくてはならない」
ウィズ「随分博打的になりましたね…効果が上がったとは言えないような」
バニル「今まで通りの占いがしたいなら何も意識せずやればそれで大丈夫だ、あくまで意識的にやる場合にそのような足枷がつく」
カズマ「確率とはいえ占いの範囲を限定的にできるなら確かにそれは効果が上がったと言えそうだな」
バニル「だろう?まあ我輩も先程把握したので思考の時間を必要としたわけだが…小僧」
カズマ「まーた俺に実験台になれって?」
バニル「そういうことだ」
カズマ「1番最初の占いの時は有無を言わさずやったくせに…いいよ、実験台になるよ」
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