16: ◆CpUz7d.S3o[saga]
2020/06/03(水) 18:59:22.66 ID:wSQep6J8o
設計者「今回の僕には秘策がある」
設計者「前回の開拓の反省を生かして、自由な町作りのための新制度を計画してきたんだ」
プラン1.開拓地ランクシステム
設計者「開拓地が発展するとランクが上がる」
設計者「そのランクの度合いに応じてインフラ整備が進むように、前もって各所に手配しておいたんだ」
設計者「もちろん僕の手でインフラ整備を行えば、ランク相応のそれよりも優れたものになる」
設計者「ただし寒すぎる土地や雨の少なすぎる土地では、一部のインフラが使えないという懸念がある……この凍原とかね」
プラン2.調査書システム
設計者「秘書に依頼して、開拓予定地の近隣に住む村人の主な農作物、そして地下資源を調べてもらっておいた」
設計者「作物を指定せずに農業を振興すると、農民はその土地で元々育てていた作物を育てる」
設計者「また、地下資源の種類と量を見て、鉱業を行うべきかどうかを判断できる」
設計者「無人の土地や農業を行っていない土地では、何の作物が適しているかわからないのが難点……この凍原のようにね」
プラン3.開拓団システム
設計者「開拓前にいろいろな職種の人を集めてチームを作っておいた」
設計者「彼らがいるから、施設に応じた労働者教育を行わなくても、何かの職業がいなくて困ることはない」
設計者「ただし開拓が終わると僕らとともに町を去る」
設計者「その後は……他の町から必要な職種の人が移り住んでくるんじゃないかな」
設計者「以上。これが僕の都市計画術さ」
設計者「この凍原では半分くらい使えないけれどね!」
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