設計者「安価で平和に町を作るよ」
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155: ◆CpUz7d.S3o[saga]
2020/06/09(火) 19:36:56.28 ID:95m70SNto
秘書「ただいま戻りました」

設計者「おかえり。首尾はどうだったかな?」

秘書「設計者様の名前を出すと、すぐに取り掛かるとおっしゃっておりました」

設計者「僕の名前も案外知れ渡っているんだな」

秘書「ええ。わたくしもとても嬉しいです」

秘書「しかしながら一つ問題が。INKレールウェイ社の総力をもってしても、この長距離路線の整備には数か月を要するとのこと」

設計者「うちの土木作業員を貸し出そう」

秘書「では、そう連絡しておきます」


設計者「そうだ、図書館に入れる図書の選定を手伝ってほしいんだけど」

秘書「図書館を建てるのですか?」

設計者「このタイミングで、意外だろうね。特に意味もなく図書館なんて作らないよ」

設計者「僕の設計した図書館には特別な機能を持たせている」

秘書「寒冷地に対応した空調システムでしょうか?」

設計者「それはもちろん完備してる」

設計者「特別に用意したのは、個室型のブックカフェだ」

設計者「リラクゼーション効果の高い椅子と、集中力を高める色彩の壁」

設計者「眠気対策で、空気を循環させて酸素濃度を維持、暖かいと感じない程度の気温に調整し、コーヒーを提供する」

秘書「まるで自習室ですね」

設計者「その通り。自習を促すためのブックカフェなんだ」


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