129: ◆CpUz7d.S3o[saga]
2020/06/07(日) 22:45:17.66 ID:XYo/Mc2to
社長「君が設計者くんか。私はグローバルサイクツ社代表の社長だ。よろしく」
設計者「よろしくお願いします。思ったよりお若いですね」
社長「はは、もう40だよ。君こそ20代そこらで王都の都市計画者と開拓者を歴任とは、今後の成長が怖くなるな」
設計者「ありがとうございます。さて、相談の件ですが」
社長「ああ。わが社の設備を全面的に提供しよう」
社長「未開拓領域の地下資源が手に入るならば安いものだ」
設計者「おや、社長さん。契約書を読まれましたか? 鉱山の採掘権は開拓団が所有します」
社長「言葉の綾だよ設計者くん。では、利益の取り分について詳細を確認させてもらおう」
設計者「ええ、なんでも質問してください」
秘書「商談の結果はいかがでしたか?」
設計者「Win-Winだ」
秘書「オーライでございますね」
設計者「地下資源の分析は正しかった」
設計者「鉱山労働者がいる」
設計者「地質調査技師から資源ごとの採掘に適した地点を聞ける」
設計者「製錬、精製の準備は整った」
設計者「もはや掘らないという選択肢はないね」
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