【安価コンマ】貴方は世界を巡るようです 7巡目
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853: ◆Nq0wl2Ysns[saga]
2020/06/27(土) 00:30:26.73 ID:ZX71vR3K0
結果 別に校長先生神代のあれじゃない。


リィ「う、授業を一回受けるたびにスタンプを一個プレゼント! 百個集まったら……り、リィかバレリアくんとデート出来るとか!」

バレリア「は?」

ま、マジトーン……!?

リィ「な、なんでぇ! こ、これでもリィ大人の女性なんだけど!? それに、バレリアくんだって顔は良いでしょ!?」

バレリア「ほら、凡人なりにもっと数をこなしましょう」

リィ「ぐ、ぐぐぐぐぐ…………あっ! じゃあバレリアくんの持ってるあの魔導書! あれを公開しよう! そうすれば――」

バレリア「別にいいですけど、私が認めた相手にしか見せませんから」

リィ「ぜーったいに無理じゃん!?」

バレリア「おや、何故ですか? ここの凡人度もが神代に足を踏み入れればいいだけの話なのですが……ぷっ」

リィ「笑ってるよ!!!!!」

バレリア「……それで、ほかの案は?」

リィ「こ、こうなったら最終手段! 二つの授業を必須科目にするように校長先生を脅すしかない!」

バレリア「ほぉ?」

リィ「ひ、人を呼ばれたら絶対に勝てないけど、リィとバレリアくんの二人だったら勝てる! まずは、闇討ちだよね!」

バレリア「…………闇討ちには興味が全くありませんが、あの校長を倒せるというのなら少しだけ凡人の話に乗ろうではないですか。私は常々あんなへらへら笑ったエルフ畜生が神代の生徒がいるこの学校のトップにいることが――」

これはいける! これはいける! と二人で熱中していると――肩にポンと、手を置かれる。

誰だ誰だと振り返る。


アンブローズ「お、なんか面白い話してるね? 二人とも?」


リィ「みゃ――――!?」

バレリア「…………これは、これはこれは」

結果、バレて。

そして、怒られて。

最終的に。ニコニコと給料をカットされた。


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