【安価コンマ】貴方は世界を巡るようです 7巡目
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121: ◆Nq0wl2Ysns[saga]
2020/06/04(木) 00:33:50.03 ID:QZ9nCPH+0
二十三日目
〜保健室〜
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ユレイ「――――では、何か身体に違和感などを感じたらすぐに保健室に来ること。あと、毎日朝保健室に来て、体温と血圧の測定と心音呼吸音の確認……」
先生から真面目な説明を受けて困惑している、僕です。
ほら、だってあのユレイ先生だよ? こう、ほら。テンションがね?
ユレイ「私だって生き死にが関わってきたら真面目にもなるし、生徒に対してはいつもこうです。はぁ全く……生徒に引っ張られてグラウンドに着いたら、身体が半分融けてる貴方が居て、私クラっと来ちゃったんだから」
ワイズ「それは、ごめんなさい……」
ユレイ「……それにしても、不死鳥ね……まさか、ワイズ君がそんな種族だったなんてね。専門ではないけれど、その希少性は私でも理解できるわ」
僕は不死鳥と言うか、不死鳥の力を持ったただのハーピーなんだけど……そんなことは、多分関係ないんだろう。
ユレイ「んっ…………はい、じゃあ。検査は終わりです、暫くは保健室での寝泊まりになるけど、構わないわね?」
ワイズ「……変なことしないですよね?」
ユレイ「しないわよ、何言ってんのよ」
…………偽物かな?
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