女「選ばれた能力は、綾鷹でした」
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35: ◆X0lVDgvcQ2[sage saga]
2020/05/31(日) 18:40:57.11 ID:Ah/etRVG0

友「この学園の中等部の頃かな。女ちゃんとは少し違う若干天然気味のお嬢様〜って感じの娘が居たんだけどね?」

友「その娘の能力が丁度給食中に覚醒したんだよ!」

女「ほう」

不良「……で、その娘は能力が制御出来なかった結果、給食の牛乳や味噌汁をいきなり糖分混じりの別の飲料に変えてしまったんだ」

女「…」

不良「その結果、イジメられるようになった。初めの頃は笑って許してくれた友人も、毎日毎日甘い味噌汁を飲むのは嫌だったんだろうな」

不良「不登校になったその少女が…」

女「貴女。…という訳ですか」

不良「あぁ。……その通りだ」

友「じゃあ、その後の事件はあの娘が…!」

不良「ご名答。勘がいいな」

女「…事件?」

友「ああそっか、女ちゃんは引っ越してきたから知らないんだっけ」

友「ある時、さっきの娘…不良ちゃんのクラスの生徒が、小等部の包丁を持った女の子に襲われる事件が起こったんだ」

女「皆まで言わなくともわかりました。…それが、不良妹さん。なのですね」

不良「…あぁ。そういう事だ。だがまぁある意味、包丁だけなら良かったんだけどな」

女「…まさか」

不良「そのまさかだ。…あいつは襲撃中に能力を目覚めさせ、生身の生徒達を半殺しにしたのさ」

不良「…運命なのかな。発現したその能力は、私が午後の紅茶なのに対して……」



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