女「選ばれた能力は、綾鷹でした」
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28: ◆X0lVDgvcQ2[sage saga]
2020/05/31(日) 18:36:07.67 ID:Ah/etRVG0

不良「…すまねぇ。襲いかかっといて、こんな無様な姿みせちまって上に助けられちまって……」

女「気にしないでください。私は一度でも戦った相手には、相手が誰であろうと敬意を払うと決めているのです」

女「お茶と情は濃いごとと、等とも言いますしね」

女「それに、実を言うと貴女の襲撃には共感できるところがあった」

不良「え?」

友「だ、駄目だよ女ちゃんっ!勇者の末裔がそんな事口にしちゃ!」

女「…ですが」ムスッ

不良「…おい待て。お前、勇者の末裔なのか…!?」

女「あぁ、はい。一応そうですね」

女(能力は綾鷹ですが)

友「一応じゃないよ!女ちゃんは立派な勇者だよぉ!」

女「……やめてください。勇者の末裔なんて結構な数が居るんですよ」

不良「…」ゴクリ

不良(…お爺ちゃんから聞いた事があったな…。確か、ウチの先祖は勇者の仲間として戦っていたって)

友「そ、それでも女ちゃんは私にとっては勇者だからねっ!」

不良(あんな話、御伽話か何かだと思って信じていなかった。けどこいつがその勇者なら…)

女「…その言葉だけで、私は十分です」

不良「今の一節…!」

女「…?」




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