高森藍子「加蓮ちゃんと」北条加蓮「南風のカフェテラスで」
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26
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名無しNIPPER
[sage saga]
2020/05/30(土) 18:50:32.68 ID:3708Ugp60
藍子「時間を遡るのは、……なんだかできちゃいそうなのでいいとしても、昔の私にはどうやって来てもらうんですか?」
加蓮「……こう、こっちに美味しいお菓子があるよって言って」
藍子「やめましょう……」
以下略
AAS
27
:
名無しNIPPER
[sage saga]
2020/05/30(土) 18:51:01.71 ID:3708Ugp60
加蓮「逆にさ」
藍子「逆に」
加蓮「昔の加蓮ちゃんに来てもらう方法とかって思いつく?」
以下略
AAS
28
:
名無しNIPPER
[sage saga]
2020/05/30(土) 18:51:31.39 ID:3708Ugp60
藍子「…………」モグモグ
藍子「……」コトン
藍子「……ちいさい頃の加蓮ちゃんが興味を持ちそうなことって――アイドル以外に、何かあるのでしょうか」
以下略
AAS
29
:
名無しNIPPER
[sage saga]
2020/05/30(土) 18:52:01.58 ID:3708Ugp60
加蓮「ま……当然、今から想像しても、何の意味もないことだけどさ」
藍子「……」モグモグ
加蓮「……」モグモグ
以下略
AAS
30
:
名無しNIPPER
[sage saga]
2020/05/30(土) 18:52:31.46 ID:3708Ugp60
加蓮「藍子以外の誰かってことじゃなくて、そもそもこの世界にはいない存在。ただ、顔は藍子と同じような形で、性格も藍子みたいな子。つまり、私が勝手に作り出してる想像の藍子……って感じかな」
加蓮「そいつは私の中で、私に都合のいいことばっかり言うの。私が言ってほしいこととか、やってほしいこととか」
藍子「…………、」
以下略
AAS
31
:
名無しNIPPER
[sage saga]
2020/05/30(土) 18:53:01.70 ID:3708Ugp60
藍子「う〜ん……。何、って。加蓮ちゃん。それって誰でも普通に考える、普通のことではないでしょうか?」
加蓮「えっ?」
藍子「どんなに現実が素晴らしくて、大好きなものでも、ときどき、もっといいものを求めてしまうことって、誰にでもあると思います」
以下略
AAS
32
:
名無しNIPPER
[sage saga]
2020/05/30(土) 18:53:31.55 ID:3708Ugp60
加蓮「へー。じゃあ……藍子ちゃんには表に出さない意地汚いことがあるってことなんだ。へー、いいこと聞いちゃった」
藍子「なっ……なんでそうなるんですか! もうっ、真面目にお話してるのに!」
加蓮「違うの?」
以下略
AAS
33
:
名無しNIPPER
[sage saga]
2020/05/30(土) 18:54:02.58 ID:3708Ugp60
藍子「加蓮ちゃん」
加蓮「んー?」
藍子「加蓮ちゃんが、理想の私、高森藍子ではなくて、いつもの私でいいんだって、いつも言ってくれること。それは、すっごく嬉しいことです」
以下略
AAS
34
:
名無しNIPPER
[sage saga]
2020/05/30(土) 18:54:32.16 ID:3708Ugp60
加蓮「あ、1個思いついた。理想の藍子」
藍子「ぜひ教えてくださ――」
加蓮「私に大福を分けてくれる藍子ちゃん」
以下略
AAS
35
:
名無しNIPPER
[sage saga]
2020/05/30(土) 18:55:01.12 ID:3708Ugp60
……。
…………。
「「ごちそうさまでした。」」
以下略
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