高森藍子「加蓮ちゃんと」北条加蓮「南風のカフェテラスで」
1- 20
21:名無しNIPPER[sage saga]
2020/05/30(土) 18:48:02.19 ID:3708Ugp60
加蓮「残念。次のチャンスが来るまでお待ち下さい、ってね」

藍子「やっぱり、スマートフォンをずっと持っていなきゃ……!」

加蓮「そうまでして私の写真を撮りたいの? 意地っ張りー。ま、お好きにどうぞ」
以下略 AAS



22:名無しNIPPER[sage saga]
2020/05/30(土) 18:48:32.59 ID:3708Ugp60
藍子「……加蓮ちゃん」

加蓮「ん?」

藍子「……ええと……」
以下略 AAS



23:名無しNIPPER[sage saga]
2020/05/30(土) 18:49:01.92 ID:3708Ugp60
……。

…………。

藍子「もしも途中で風が吹いて、綺麗な加蓮ちゃんのことを撮れなかったら……加蓮ちゃんのこと、うらみますからね……! 絶対、ずっとうらみます……!」
以下略 AAS



24:名無しNIPPER[sage saga]
2020/05/30(土) 18:49:31.75 ID:3708Ugp60
藍子「見てみて加蓮ちゃんっ。傘のような葉っぱが、前に注文した時よりも少しだけ大きくなっていますっ」

加蓮「言われてみたらそうかも。ミニチュアの小学生サイズが、ミニチュアの大人サイズになったくらい?」

藍子「どっちにしても、ミニチュアのサイズなんですね」
以下略 AAS



25:名無しNIPPER[sage saga]
2020/05/30(土) 18:50:01.50 ID:3708Ugp60
加蓮「いただきまーす」

藍子「いただきますっ」

加蓮「もぐ……」
以下略 AAS



26:名無しNIPPER[sage saga]
2020/05/30(土) 18:50:32.68 ID:3708Ugp60
藍子「時間を遡るのは、……なんだかできちゃいそうなのでいいとしても、昔の私にはどうやって来てもらうんですか?」

加蓮「……こう、こっちに美味しいお菓子があるよって言って」

藍子「やめましょう……」
以下略 AAS



27:名無しNIPPER[sage saga]
2020/05/30(土) 18:51:01.71 ID:3708Ugp60
加蓮「逆にさ」

藍子「逆に」

加蓮「昔の加蓮ちゃんに来てもらう方法とかって思いつく?」
以下略 AAS



28:名無しNIPPER[sage saga]
2020/05/30(土) 18:51:31.39 ID:3708Ugp60
藍子「…………」モグモグ

藍子「……」コトン

藍子「……ちいさい頃の加蓮ちゃんが興味を持ちそうなことって――アイドル以外に、何かあるのでしょうか」
以下略 AAS



29:名無しNIPPER[sage saga]
2020/05/30(土) 18:52:01.58 ID:3708Ugp60
加蓮「ま……当然、今から想像しても、何の意味もないことだけどさ」

藍子「……」モグモグ

加蓮「……」モグモグ
以下略 AAS



30:名無しNIPPER[sage saga]
2020/05/30(土) 18:52:31.46 ID:3708Ugp60
加蓮「藍子以外の誰かってことじゃなくて、そもそもこの世界にはいない存在。ただ、顔は藍子と同じような形で、性格も藍子みたいな子。つまり、私が勝手に作り出してる想像の藍子……って感じかな」

加蓮「そいつは私の中で、私に都合のいいことばっかり言うの。私が言ってほしいこととか、やってほしいこととか」

藍子「…………、」
以下略 AAS



31:名無しNIPPER[sage saga]
2020/05/30(土) 18:53:01.70 ID:3708Ugp60
藍子「う〜ん……。何、って。加蓮ちゃん。それって誰でも普通に考える、普通のことではないでしょうか?」

加蓮「えっ?」

藍子「どんなに現実が素晴らしくて、大好きなものでも、ときどき、もっといいものを求めてしまうことって、誰にでもあると思います」
以下略 AAS



38Res/29.77 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 書[5] 板[3] 1-[1] l20




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice