11: ◆X0lVDgvcQ2[sage saga]
2020/05/29(金) 22:49:36.14 ID:g3XGuxS70
城下町
男「はぁ…最近の受付嬢はゲームやりながら仕事すんのかよ…」
幼女神「ううぅ…」トボトボ
男「歩くの遅えよ!!」
幼女神「は、はい!ただいまっ!」タタタッ
「君、いけないな。女の子供にそのような扱いは」
幼女神「えっ…?」
「さ、君。そんな怖い人から離れて、僕と一緒に行かないかい…?」
幼女神「あ……」
幼女神(フード被ってますけど、優しい声で…魔力も凄い…)
男「何の用すか王様」
王「おっと、バレてしまったか。いやはや、君の目は誤魔化せないな」
幼女神「お、王様!?」
男「そんな爽やかイケメン装ってもお前の本性知ってたら誰でも気付くわボケが」
王「うお、手厳しいね」ハハハ
幼女神(…なんか親しげ?それより、王様にタメ口ができるなんて。もしかして凄い血筋なんじゃ…)
男「お前に怒鳴りつけてる時点でどういう性格か解んねぇかな。初対面だよ」ガシッ
幼女神「あわわっ!すみません!すみません!!」
男「解んねぇみてぇだから解らせてやるよ。お前みたいなメスガキは解らせられる側って相場が決まってんだ」グリグリ
幼女神「いひゃい!!痛いですぅぅ!!!」ジタバタ
王「………ほう…」
王「活きのいい娘だね。売りに行くのかい?」
男「あぁ、そのつもりだ。胸どころか下の毛も無さそうなガキだが買う奴は居るだろうと思ってな」
幼女神「う、売らないでください…!」プルプル
王「そうか…。だがね、君。この国は表向きはそういうの禁止してるんだ」
幼女神「え…?」ピタ
男「そんなんわかってるよ」
王「そうか………」
17Res/18.86 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20